chap300 メガコン騒動 -10ページ目

13歳のハローワーク

以前テレビで特集をやっていたのを見て、面白そうだなぁ~と本屋で立ち読みしていたらついつい買ってしまったです。
2004.11.30初版とのことですが、自分のは第24版!?じゃないですか、村上龍はまだまだ健在だったことを改めて知りました・・・

<映画の欄>
当然、この部分を読みたくて買ったのですが、項目的には『映画監督・脚本家・プロデューサー・製作担当・助手・俳優・スタントマン・キャスティングD・カメラマン・照明技師・その他』・・・沢山あります(短い紹介だけどね)。

意外に知らなかったのが『予告編製作』で以前は助監督クラスが製作していた映画の予告編が今では専門会社に委託して製作してもらうというのが当たり前えらしい。実は知らなかったのは自分だけ?
やはり予告編は大事だしね、これ失敗したら映画もコケルしね。でもたまに、予告編の内容があまりにも客寄せパンダ的な演出のがあり、全然本編の主内容と違うのがあったけど、こういうのも考え物だね(公開中に変えたりね・・・)。

本の題名こそ『13歳の・・』ですが、作者も言っているように子供と大人への第1境界線が13歳とのことなのでそう名づけたらしいので、自分(のような歳)が読んでも良いらしい(安心)。
しかし、こうゆう本はもっと早く会いたかったです!?
やはり中・高校生くらいだと社会の仕事内容ってイメージわかないものが多いし、興味を持ちやすいのは表舞台にでてくる職種がメインだしね。

まだ全部読みきってないので、のんびり読んできます・・・

■ TB参照(ピスタッチオミントファッジ )
  http://yaplog.jp/mint_pearl3/tb_ping/13

殺人の追憶

公開当時にTOHOシネマズで見た時のインプレッションです。
DVD買ってまたのめり込みました!!

今年自分が見た映画である意味一番印象深かったがこの映画かなぁ・・・何と言えばいいか、言葉にできない無力感を感じてしまう映画でしたね。

韓国では560万人を動員した2003年のNO.1作品とのことらしいけど、寂しいかな日本での公開は流行の『韓流』の追い風はそんなに受けていなかったようでお客も寂しいものでした(涙)。
夏には日本でもDVD化されるので、是非一度はレンタルでも見る価値はあると言い切りましょう!?最近は『韓流』映画作品が例年よりも多く上映されている中で自分が感じるのはあちらの国の方が映画に関しては勢いがあるように感じるね・・・

ちなみにカップルおすすめで見る映画じゃないことは確かです。

<映画概要> 
『殺人の追憶』は1986年~91年の6年間で韓国ソウル近辺にて実際に起きた連続殺人事件を描いた映画でなんです。事件名は当時『ファソン華城連続殺人事件』としてとり扱われ何と180万人の警官が動員されたらしい(本当かい?)。

でも未だ犯人は捕まっていない為連続殺人事件の末期の事件の時効が迫りつつあるというのだ(初期に起こった事件は一部時効済)。

この映画はそんな『三億円事件』のようにお蔵入りしそうな当時の事件を現代描写の力を借りて映像化したもので、未解決の犯人像にどこまで迫れるかが問われた作品なんです。

<映画概要>
紹介の本は『殺人の追憶』のモデルとなった当時の事件を直接担当していた現在も現役!?の『ハン・スギョン氏』による著書であり、公開されたこの作品の評価等(事実と映画の違いの指摘など)も興味深く描かれています。

(要注意)・・・本に紹介される写真(事件現場の遺体)は当時の本物です・・・

20年経った今でも作者から犯人に対しての怒りの念は失われておらず、エピローグにもある言葉が頭から離れないでしょう・・・・

「もうきさまに情けをかけるつもりはない。世界の果てまで追いかけてでも、きさまの痕跡を探してみせる。」

■ 公式サイトhttp://http://www.cqn.co.jp/mom/

スクール・オブ・ロック


DVDで見ました!
この手のものは家で見るのが一番かなって思っていたので、
上映時には行かなかったのね。

いわゆる『学園ロツクもの?』であるこの作品はとあるお坊ちゃん・お嬢ちゃん学校(やっぱり私立)に紛れ込んだ売れないロック中年?が生徒に
『ロックしようぜっ!!』
と勝手に生徒をマインドコントロールしつつ、大会に出てしまうというベタベタなストーリーではあるが、ケッコウいけちゃうんです(笑)。

それはやはり、主演のジャック・ブラウンのノリノリ(独り)の演技でいけちゃうところなのかな?自ら

「Music is my life!!」

と強引な教えをしながら、しまいにはロック歴史授業(黒板ぎっちりにね)を教えるシーンはちょと羨ましく思ったりするんだけよね。

アメリカでは小さい頃から音楽に関わらず、レクリエーションを教育の一環としてやっているので、色々なものに挑戦する機会があるんだよね。日本との違いは部活動やクラブではなく、授業の中にあるので環境的には恵まれているのかな。
その中でも才能がある子、興味がある子はさらに別口でレッスンしたりするし、バンド組むにしても、自宅のガレージとかで練習できたりするからね。

でも、出演している子役の設定は『出来すぎじゃない!?』というくらい、導入部分が上手く行き過ぎてるので笑える。

欲を言えば、最後の盛り上がりはもっと盛大にいって欲しい!
もっと言えば、ジャック・ブラウンだけではなくみんなでもっと狂って欲しいね。

マニアが見たら子役の名前がケッコウ笑えるかもね・・・

■ 公式サイト
http://schoolofrock.moviefan.jp/

シービスケット


最近色々、映画関係のブログを読んでいて参考になったり、共感したりするものがあり、前にまとめたのを載せてみました(笑)。


これこそ感動だっっ!!と言える涙無しには語れない映画が『SEABISCUIT』だ(わがまま評価)。無駄な評論はいりません、まずは見ましょう、泣きましょう。競馬のことが分からない人でも(何気に自分も素人)OKです。今すぐレンタルに走りましょう!!!


ざっくり言えばこの物語は3人の男たち(レッド・ポラード、チャールズ・ハワード、トム・スミス)とある伝説の競走馬シ-ビスケットとの半生を描いた作品である。

当時(1930th)のアメリカ市民が世界恐慌にあえいでいた頃、人々の勇気の糧となった物語でもあり、又ラジオが今でいうインターネット並みの活躍をした時代の象徴とも言える。

どん底に落ちたように見える人生にも必ずセカンドチャンスがあることを見せ、人々に勇気を与えたのは何者でもない、ほんの小柄な一頭の馬だったのです。

<俳優たち>
主人公の一人であるジョニーこと通称『レッド(赤毛の)』役のトビー・マグワイアの一番の作品とも言えるこの作品には彼の強い意志がハッキリと感じるね。別にSPMAN悪い作品ではなかったが、製作総指揮まで勤めたこの作品への思い入れがスゴイのです。

彼の友人のディカプリオには悪いが、トビーの持つ圧倒的な雰囲気には人を引き付けるオーラが見えるくらいだよ(SPMANはのび太君のようだったが・・・)。

たった21セントから成り上がったチャールズ・ハワード、最後のカウボーイとも言われたトム・スミスもさることながら、『アイスマン』ことジョージ・ウルフの熱い友情にも泣かされることマチガイナイ!!

<実話と映画の違い?>
こういったノンフィクション系の作品には暗黙の了解とされている実話との違いは『SEABISCUIT』にも当然あることは分かっている。実際はレッドとウルフの仲が最後まで良かったわけではないこと。レッドの怪我の原因の違い、復帰後のレースである『サンタアニタ』までの道のり等色々あるのを全部甘味しても許せる作品である。
日本の競馬ファンならハイセイコーとだぶる当時の活躍を目にすることができるであろうこの作品、文句無しに10点満点です。

最後に名セリフ
ウルフ
「心を潰される位なら、脚を潰されるほうがマシだね!」

■ 公式サイトhttp://www.uipjapan.com/seabiscuit/

アイ、ロボット


前に字幕無しで見たので細かな印象は抜けてしまってますが、思ったのは
『ウィル・スミスはこういう路線でやってくんだぁ・・・』
という印象につきました(笑)。

簡単にまとめると
◎未來ろぼっと怖い~
◎アウディ乗りたい~
◎ベタベタだぁ~

っていうところですかな?
決して悪い評価ではないが、良い評価でもないという・・・

同じ近未来を描いたおのであれば、メジャー所なら
『マイノリティ・リポート』
なんかのほうが身近に現実風味に感じたりするかもね。

最後に一言
『とってつけたような2004年板コンバースシューズは何が言いたいのカナ?』

■ 公式サイトhttp://www.foxjapan.com/movies/irobot/

世界の中心で愛を叫ぶ


テレビドラマもクライマックスを迎えようとしているし、ここは見ておかないとね・・・という事で見てきました『世界中』。
初めにハッキリしておこう。主人公の二人(森山未來・長瀬まさみ)は好きな俳優です。映画もべたべたな構成なので個人的にはハマるはずなんだが、何故か泣けなかった・・・なんでだろう?
基本的にはドラマでも泣けるタチで、ドキュメントタッチなものならもう、ぼろぼろです(jДj)。

実は原作は読んでないのね、自分。だからこのWORLDには浸かりきってないのかなぁ?会社の人で見に行った男性に聞いたら、
『号泣した』
っていうし、やはりいい映画なのかな?

<俳優たち>
長瀬まゆみは映画『クロスファイア』のころの子役で知っていたけど、あのころも美少女系だったが、結構容姿が変わっていたので意外でした。
さらについ最近までドラマ『逃亡者』に出ている女性役が彼女だとも気づきませんでした(髪の毛のびきってないしね)。

森山未來はいいね。でも、監督話だと大沢たかお役が決まってから未來役が決まったようだね(本当?)。

結論を言うと、柴崎コウが苦手だったらしい・・・自分。
ちょっと役設定に無理があると思うので引いてしまったようだ。
この辺がまだ邦画の弱いところなのだと思う。韓国映画が必ず素晴らしいわけでは無いが、こういう設定は向こうの方が上手いのだろうと思ったりして・・・

でも確信犯的な平井堅の歌にはぐっと来ました。

■ 公式サイトhttp://aiosakebu-dvd.jp/home.html

スウィングガールズ

前のblogよりの転用です。

見てきました『スウィングガールズ』。実は不覚!?にも涙ぐんでしましました。女性版WATERBOYSとは言われていましたが、そんなぁことは無い無い、いい感じの仕上がりで、笑い・シリアス?・感動が盛沢山の作品仕上げになってましたよ。

結構笑いのツボがあって、周りの観客からも笑い声が聞こえて、一緒になって自分もハマッてしまったくらいです(笑)。

主役(鈴木友子役)の上野樹里さんは『オレンジデイズ』にも出ていたようですが、何役だったっけなぁ??・・・(実は途中の放送からあまりよく見てなかったり・・)どっかのカリスマ女優?のようにオーラバリバリではないんですが、ケッコウ画面に引きつけさせるキャラなんですよね。

本仮屋ユイカさん(関口香織役)は最近のドラマの『世界の中心で・・』知ってましたけど、意外にメガネが似合うんですね(メガネフェチなのかなぁ?)。でもヤッパリ優等生役でしたね。でもそんなトロそうな彼女にも類まれなる才能があり、そのアンバランスがまた笑えたりするね。

ジャズもいい感じで、本当に初心者でも楽しめる内容になっているところがスゴイ!これからまたじわじわ来るのかな?

自分は好きな映画に関しては極力前情報をとらない主義なので(純粋に見れるので)、この作品もあまり記事を読まないようにしていたので余計な事を知らずに楽しめました。

でも見た後はケッコウ情報収集に走るので一緒なのかな?

とにかく、家に帰っても『Swing』したくなるような気持良い映画でした!

■ 公式サイトhttp://www.swinggirls.jp/index.html

ヴィレッジ

前のblogよりの転用です。

連ちゃんで見てきました『ヴィレッジ』!本国では意外に評価が真っ二つで不発説もあるというではないですか!?

自分はこの映画も前情報は極力少なめにしたつもりですが、監督の『M.シャマラン』が別にどんでん返しはそんなに重要なポイントではなく、入れなくてもいいものというコメントだけは知っていたので、純粋に普通の映画として楽しめたです。


もしかして、て言うかほとんどの観客は『シックスセンス』・『サイン』とのそういった比較をしていたのでしょうね(笑)。今後もM.シャマラン監督にはつきまとうことなのでしかたがないのかな?


作品内容としては悲しいラブストーリーに仕上がっていて、儚い思いがとても伝わる良作じゃないのかな?3+1名の重要な主人公のそれぞれの思いが最後の結末に繋がり、盛り上げていたと思います。

例によって劇場ではチラシなるものが配られ、『ご覧になった後開封(シール付き)して下さい』とのものがあったんですが、隣の客が空けちゃったのね(爆)・・・


(隣)「何コレ?見ちゃダメなのぉ~!」


・・・そう、見ちゃダメだよ・・さらに内容を声上げて読むなよ~・・・と念じながら映画が始まるまで必死に祈ってました

内容的には展開は読みやすい作品でしたが、短い時間で推理する裏背景やキーワードも程ほどあったので見に行く価値ありですよ。

でも、ヒッチコックじゃないんだから毎回、毎回監督が出演(ちょっと)するのはどうかなぁ~って思ったりします。

■ 公式サイトhttp://www.movies.co.jp/village/main/main.html

天空の城ラピュタ(今さら・・・)


<映画感想>
何回観たか分からないというのに買ってしまっている『天空の城ラピュタ』。これが宮崎フィルムのスゴイところなんだね。
公開当時にこの告知ポスターを見た時は本当にどきどきして『血湧き肉踊る浪漫映画』のキャッチコピーが胸にぐっときたことを覚えてるね。

まだシネコンなんてなかった時代だったので、入場料は最初に払えば何回でも観れたこともあり、1日中映画館にいたような気がする(^┰^;)ゞ
フラップターで飛ぶシーンは子供ながらにドキドキしてたし、ロボットのラムダは最初怖くてしょうがないのだが画面に釘付けになっていた自分がいたものだ。
何よりも『ラピュタ』という城が本当にあるんじゃないかと思ったりもしたものだ(笑)。
この完全オリジナルな宮崎フィルムは本当に年齢問わずと言える作品で、今でも色あせない映画だね。

<宮崎フィルム>
それこそ『パンダコパンダ』から『コナン』、『カリ城』、『ナウシカ』とどれも素晴らしいが、何よりも『空』を意識したこの作品は絶品であり、当時の宮崎監督の集大成とも言えたのではないかな?
アイデアも過去の宮崎作品からもってきたりしている部分も多く、主人公である『パズー』も宮崎テイストの性格が十分に表われていてとても気持良いしね。

<最近の映画の違い?>
もし可能ならば『もののけ姫』くらいの色数を使ったフィルムで出来上がっていれば言うことなく、数少ない宮崎監督のオリジナルでだけ残念・・・
悪口ではないが、最近の『スチームボーイ』のように本当に尻切れな作品が多い今、『ラピュタ』のような映画が世界で評価されるべきであり、当時の宣伝力が『千と千尋』程あればもっと評価を受けていたのではとちょっぴり残念にも思う。

■ スタジオジブリ公式サイトhttp://www.ntv.co.jp/ghibli/

華氏911

やっぱり見てしまったこの映画・・・
結論から言うと、上映30分後20分位寝てしまいました(寝)。世間を騒がせただけあって、内容はドキュメントタッチ?で現米国大統領の素敵な仕事ぶりをよくもまぁここまで編集したものだと褒め称えよう。

前半戦?は彼のナレーション(多分)で選挙当選から9.11事件前後の映像(熟睡前ね)を流して、ドキュメント好きな自分にも事件が側近の口から大統領の耳に入る瞬間(世間で言う『空白の7分間』ね)は貴重な映像で、本当にどこで入手したの?ムーア監督??っていうのがあり、映画に引き付けられるシーンでした。

でも寝てしまいました(^o^;

華氏911って何?
そのまんまです(笑)。摂氏と華氏のことです。平たく言えば温度なのですが、レイ・ブラッドベリ 『華氏451度』からパクったのか?文学者の本などを燃やしてた『焚書』からきたと言われてます。華氏は日本で言う摂氏に直すには確か『(華氏-32)÷1.8だったと思う(多分)。華氏451度は紙の燃える温度であり、ムーア監督の華氏911はそこからもじったのね・・・

映画は娯楽です。
どんなにブラックでシュールな映像を盛りだくさんにしても面白くないものは面白くないのです。
戦争の罪は痛い程伝わっても、別に一人の代表の責任では無いです。ただ、映像が伝える真実!?には一見の価値は有りますので、映画館に行くことには否定しないかな。日本へ上陸したムーア旋風はどこまでゆくのか見ものだね。

<どうなのマイケル・ムーア監督?> 
内容が内容なだけにプロパガンダと言われてもしょうがないね。世間はドキュメント映画として公開しているけど、監督はまぎれもなくアンチ大統領なんだから(選挙前の10月に本国でDVD発売するし)、ジャンル直したら?

大統領が起こした戦争はまぎれもなく「悪」だけど、ムーア監督が頑張って次期大統領を交代させる手助けをしたとしても、次の最有力候補は果たして現大統領以上なのかい?
そんなに人はマヌケじゃないよ・・・・

■ 公式サイトhttp://www.herald.co.jp/official/kashi911/index.shtml