WHITEOUT | chap300 メガコン騒動

WHITEOUT


iPODをフル活用中な自分なわけだが、昔のCDひっくり返していたらこの映画のサントラ持ってたんだねぇ~~♪


『WHITEOUT』


このサントラ大好きだったんだよね~。
と言うことで、またDVD見直してしまったのね(笑)。

5年越しの企画と言われた2000年夏の公開作品だったんだけど、主演はもちろん『織田祐二』でね、『踊る~』が役柄に染み付いていた時期でもあったんだけど、見事に払拭してくれた作品だったんです(自分的にね)。
ヒロインが『松嶋菜々子』だったので、当時ではケッコウ売る気満々!?なキャストだったんだよね。
元々、原作小説(真保裕一著書)が人気あっただけあって、STORYは抜群とも言われてたし、壮大なスケール感が大好きでしたね!


「和製 ダイ・ハード」


と言われてた(皮肉でね)ようだけど、それはショウガナイだろうね。
でも、十分見ごたえあったよ(気になるところはチョコチョコあったけどね)。





この映画の監督でもある『若松節朗監督』は主演の織田祐二とはドラマで結構組んでたんだよね。

「振り返れば奴がいる」
「お金がない!」
「正義は勝つ」

など、いづれも織田祐二が主演のドラマだったしね(^@^)。
それだけに、『WHITEOUT』にちょい出演した親友役を『石黒堅』がやったことは自分の世代の人には


「ニヤリ♪」


としてしまうよね(やっぱりいがみ合いじゃないとね!)。
監督の演出はちょっぴり新鮮で!?普通はあまりやらない『顔』のロングアップシーンを堂々と撮っていたことかな?
それも、クライマックスでなんで『織田祐二』も相当気合が入っていたらしいしね。普通、セリフ無しの顔のアップだけのロングシーンなんて怖くて、相当演技力がいるらしいしね。

何回見ても好きなシーンは最後の「救出シーン」から「ヘリ輸送」のシーンなんだよね。意識をなくしてまで、果たせなかった親友の救出をその恋人(松嶋菜々子ね)とだぶらせ見事成し遂げるあのシ~ンです!!

※あの晴れた雪山のシーンの撮影は凄く大変だったらしいですね。

そして・・・

ヘリコプターの中でやっと『富樫(織田祐二ね)』の真意を知る『千晶(松嶋ね)』・・・
その富樫の手の中を覗こうとするが、その手の中には


「親友の形見のコンパスを二度と離させない思いがあり・・・」


千晶はそれまでのやりきれない思いを富樫にぶつける事でしか出来なかったワケだが、やっと恋人の『死』を富樫の必死の思いで受け止めることが出来たんだね。
でも、本当は富樫が悪くなんてなかったことは最初から分かっていたんだろうね・・・そのやりきれない千晶の思いが何とも言えなかったですね・・・


雪山の空に鳴り響くエンドロール!


「感動せずにはいられません!!」