ニュースの天才 ~Stephen Glass~ | chap300 メガコン騒動

ニュースの天才 ~Stephen Glass~

『Air Force One』

言わずと知れたアメリカ合衆国大統領専用機である。
その中に唯一置かれていた(いる?)雑誌が今回の話題のもとの


『ニュー・リパブリック』


いわゆる『写真』を極力載せずに記事の力で読ませる硬派な政治雑誌(らしい)とのことなのね。
当然自分は読んだこともないので(笑)、毎回どんな内容が記載されているのかも知らないワケだけども、威厳のある雑誌ということくらいは知ってるのね。

舞台は1995年~98年(確かね)の『ニュー・リパブリック』に掲載された ある若者 の記事である。
その名も


『Stephen Glass(スティーブン・グラス)』


彼は少数精鋭のこの雑誌社の中でもとびきり若く、入社当時(88年)で25歳だった(らしい)というじゃないかい!?そんな若造に大統領を含めた世界中の政治家たちが騙されていたという

「珍事??」

がポイントだったりする(う~~ん・・・)

あえて映画のSTORYは語らないが、ではこのスティーブン・グラスって何者なの?
と言う疑問にあたるワケだ・・・





去年の写真らしいが、当時は『ヘイデン』のようにスリムだったのだろう(笑)。言われてみれば、メガネと髪型とワイシャツの色はそっくりだ・・・(当たり前だって?)


「でも、なんとなくヘイデン・クリステンセンを役者に
           選らんだのが分かるね。」


当時の役柄抜擢は当然『スター・ウォーズ2』の前だったので、そこまでメジャーな役者じゃなかったらしいよ。だとしたら監督(なの?)はケッコウ狙ったのナカ?なんて思ったりするよね。


自分はこういう作品好きだったりするワケなんだけど、

ど~~~~~~しても

気に入らない『グラス』の口癖があるんだよね。多分、映画を見た他の人も思ったのではないかという・・・


「僕のこと怒っている・・・?」


恐らくわざと連発したのであろうこのセリフ・・・
この辺が彼の性格背景を全て物語っているような気がしてならないんだよね。ヘイデンの容姿に誤魔化されてしまいがちだが、実際の『グラス』は当時どこまで計算していたのだろう?


「それとも天然なの・・・?」


なんて思ったりもしちゃうよね。
てっきりラストは精神病院へ強制送還されるのかと思ってたら、なんと彼、こともあろうか、こんな本出版してるのね。





『THE FABULiST』

まぁ、「寓話(ぐうわ)作者、うそつき」という訳なワケだが・・・
なんとも恐ろしい人だね。映画も実話を忠実に再現することに細心の注意を払ったというが、実は『グラス』の講義訴訟対策のためなんて話もあるそうですね。


自分はBLOGを書くのにちょっぴり「怖さ」を覚えたですね。もともと情報元記事を信用して自分なりの 『思い』 を描くワケだけど、ライターでは無いし、どちらかと言えば文章力弱い方なので 「ミスや思い込み」 を書いているのではと考えてしまったりするのね・・・(笑)。


「まぁ、そこがネットの面白いところ」


なんで、また今度考えようっと!
ちなみに最後まで微妙な彼の心を読みきれなかったワケだけど、


『41のスクープ記事中27の記事が偽造だった』


この数字、よ~~~~~く考えれば考えるほど分からなくなるんだよね・・・実際、犯罪級とも言えるのこのデッチ上げ記事だけど、何が彼をそうさせたのでしょうね・・・又、最初の編集長の『故マイケル・ケリー氏』はどこまで黙認していたのでしょうか?それともただの 『火遊び』 だったのかは謎ですね。


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