TUBE チューブ  ~ペ・ドゥナ~ | chap300 メガコン騒動

TUBE チューブ  ~ペ・ドゥナ~

先日見た韓国映画雑誌に

「ペ・ドゥナのグラビア?ページ?」

なるものがあったので読んでみた。

あら?『ペ・ドゥナ』ってこんな雰囲気の女優だったっけかな?
しかも、「アクション映画初挑戦」となるキャッチコピーが・・・
映画の題名は


『 TUBE 』


ん?
どうも『ほえる犬は噛まない(ポン・ジュノ監督)』の可愛らしく、そしてシュールな役柄のペ・ドゥナのイメージが抜けない自分がいたんだよね。
そう、あの「ねずみ女」のイメージが抜けないのね。

韓国版『SPEED』(キアヌのね)とうたわれたその作品は、最近の韓国映画の財力を見せ付けるかのような作品で、これまたお国が撮影に大協力しているんだね。

「羨ましいよ・・・」

空港を封鎖までしてのロケ許可や、地下鉄の前面協力(地下鉄全面セットもつくったとか?)、どうやら本気で『本家SPEED』に挑戦したらしい・・・

その効果あっての内容は十分に映画娯楽としての満足のゆくものでしたね。
どうやら
ケッコウ、アンチがいるようだね、この映画・・・
確かに出演者一人一人の背景を突っ込んで描ききれていない感は確かにあるが、それでも十分である。


「だってクローズアップした場所が違うのだから」


管制官の室長・お笑いチンピラ・政府の親玉、そして悪役の


それぞれの背景はいつか監督より語られれば十分だと自分は思う。
そんなこといったら100のリンクを持つ我が国の『刑事娯楽映画』はどうするの?
と言いたくなる。
そういえば、『オールイン』(イ・ビョンホンのね)の親父がいい味出してたなぁ~、役柄はほとんど一緒(笑)。花札でも見せてほしかったところだね。


しかし、ずっと『SPEED』との比較の中で気になっていたのが、女優役の比較かな?
『SPEED』のほうの女優はすっかり忘れるくらいの印象しかないのに比べて、こちらの『TUBE』のペ・ドゥナはケッコウ印象深い、

彼女が持つ独特の雰囲気

と言うこともあるのだが、劇中ずっと気になっていたのね。
赤い皮じゃん着て、少し色気のある彼女、

監督はアクションの中でのラブストーリーよりも


「愛の中でのアクションストーリー」


を描きたかったのかなぁ~なんて思いました。
全ての主演の背景にあるもの・・・

映画のラストを見て、その違いを感じたような気がします。



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